幸せな家族 3
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私が、自分はアダルトチルドレンじゃないかと疑い始めたのは、今から4年前くらい。
自分の人との接し方の下手さとか感情の起伏の激しさとかに、どうすれば上手く付き合っていけるのかネットで調べたことがきっかけ。
ある記事を読んで、そこに出てきたアダルトチルドレンって言葉に興味を抱いた。
初めは自分とは結びつけずに、単純に気になる程度でどんどん調べていった。
大人になりたくない子ども?
大人みたいに出来すぎた子ども?
そんなような意味だと思って調べたら、的外れすぎてびっくりした。
しかも調べるうちに、私に当てはまることが多すぎる。と、思った。
だけど、全部が全部当てはまるわけじゃない。似てるけど、当てはまらない。
アダルトチルドレンという言葉と出会って半年くらいしてから、私はカウンセリングを受けることにした。
目的は、私がアダルトチルドレンなのか、そうではないのか。はっきりさせるため。
カウンセリングの最後に、
「私はアダルトチルドレンですか?」
と、聞いてみた。
「そうだと思いますよ。」
誰かにそうだよと言われて、
私の元々の人格がおかしかったわけではないんだ。
環境で、こうなるしかなかったんだ。
と、安心した。
回復できるかもしれない。
話を聞いてくれた女性はとても優しそうな雰囲気で、だけど私自身学生でお金もなかったので、カウンセリングはその一回で終了した。
アダルトチルドレンだと自覚して、早4年。
未だに回復はしていないと思う。
だけど、確実にあの頃よりも良くなってきている。
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