幸せな家族 2
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『おかあさんて いいにおい
せんたくしていた においでしょ
しゃぼんのあわの においでしょ』
童謡の「おかあさん」って曲の歌詞。
それぞれお母さんのにおいで思い浮かぶものがあると思う。
私の場合、それがアルコールと煙草のにおいなんだけど、不思議ととっても落ち着くんだよね。
お母さんはお酒をよく飲んでいたんだけど、ある時私に言ってきた。
「女の子より、男の子が欲しかった」
それを聞いて、多分ショックを受けてたと思う。
でもその時の自分は、だからこんなに厳しく怒ってくるんだ。だから休みの日に作ってくれるご飯の量が多くて、全部残さず食べないと怒られるんだ。
だから、
「泣く子は嫌い」
「泣く子はウチの子じゃない」
「泣く子はいらない」
って言われるんだ。って思った。
男の子のように育ててるのかな?って。
自分の中で、今の状況を肯定的にする材料にした。
泣く=悪いこと
今でもその考えが抜けない。
不思議と1人になると、こんなに泣く人なんだ!ってくらい、涙が溢れて止まらなくなることがある。
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