新しい自分へ。

アダルトチルドレン、たまに過食・拒食・嘔吐、元自傷行為(リストカット.OD)、元恋愛依存、元風俗嬢。

過去と、さよならしたいです。

お腹が空かない 2

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そのうち体重とは関係なく、ストレスがたまると吐くようになった。



吐きたくて食べることもあった。



うどん2玉に卵と醤油をかけて、それを丸呑みするかのようにお腹に入れて、ご飯1合を卵と納豆と一緒にお腹に滑り込ませて、そのあとさらに納豆を1パック。


ものの10分で食べ終えて、吐き出す。



納豆は、吐きだしやすくなるらしいと聞いたので、吐く前なんかは何個でも食べた。



たくさん食べることで感情が昂ぶって気持ちよかったし、食べたものを全て吐くことで感情が落ち着いていくのも気持ちよかった。



異常なのはよく分かっていたけど、それでももうダメだと思うと、吐いては気持ちを誤魔化していた。





今でこそ吐き癖は落ち着いて来たけど(それでもたまにやってしまう)


当時の食欲のリズムが抜けなくて、3・4ヶ月〜半年くらいのペースで自分の空腹が分からなくなる時期が来る。


ちょうど今がそうで、お腹空いたなとか食べたいなと思わなくても思い出したら食べるようにしている。




普通の時期は、コンビニのお弁当にプラスもう1品くらいの量を昼夜食べて、さらにデザートを間食するけど、


今の時期は、食べないか、もしくは夕方にお茶碗一杯で足りてしまう。



これに関してはうまく付き合っていくしかないのかな、と思う。

お腹が空かない 1

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過食・拒食・嘔吐について。



最初に変化があったのは、高校生の頃。


今までお母さん、おばあちゃんと3人暮らしだったのが、お母さんと二人暮らしすることになり、引っ越した。


そして、引っ越しと同時に高校に入学。



入学して2ヶ月しない頃から、初めてのアルバイトを始めた。




大きな環境の変化。

当時の私には耐え切れなかったのかもしれない。


いつからかお腹が空かなくなった。


何も食べたくない。飲みたくもない。



55kg程あった体重は、約3ヶ月で46kgまで減って、毎日会う同級生に痩せたね!と言われた。



食べるのは、1日のうちでお昼だけ。

お弁当の時間は、周りの目もあったので食べるようにした。それでもお腹いっぱいになると、無理やり口に詰め込んで、トイレで吐き出したりなんてこともあった。


夏休みになると、1日食べないなんてこともザラだった。


異常な痩せ方だったけど、痩せたことが嬉しくて、今度はお腹が空いて食べられても吐いてしまうようになった。



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幸せな家族 4

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虐待


と聞いてイメージするのは、暴力だったり、性的なものだったり、ご飯を与えなかったり、そういう誰が見ても聞いても、これは虐待だと一目瞭然なものだと思う。



身体的虐待、性的虐待、ネグレクト。



そして、この3つの虐待の定義の他に、心理的虐待というものがある。


私は詳しいわけではないけど、大学の授業で虐待のことについて調べていたことがある。



ある時、大学の先生に


「心理的虐待は、これは虐待だと分かるようなものから、これは行き過ぎた意地悪?となるようなものまで、本当に区別が難しい」


と、言われた。



まさに、「精神的虐待のグレーゾーンについて」調べようとしていた私も、たった半年の授業ではレポートとして仕上げるのには難しいということで諦めた。



調べようと思った理由、いつからか、自分自身のこれは虐待の一種じゃない?なんて頭を掠めるようになったから。



子どもとして、自分が受けてきたことを思い返すと、「自分自身が悪いことをしてしまったから怒られているだけで、これは決して虐待ではない」という結論に至る。


けれど、これがもし自分が親だったとして、同じことを子どもに対してしてしまった時、「子どもが悪いことをしてしまったから怒っているだけで、これは決して虐待ではない」と言い切れるのかと考えたら、答えはイエスではなくなる。



じゃあ虐待だったの?と聞かれても、何も答えられないけど。




一つ言えるのは、私は親になった時、同じことをしたくないな。ということ。



10歳の子どもに対して「死んでしまいたい」と思わせてしまうような育て方はしたくない。


どれだけ受けてきたことが辛かったとしても、私はどこかで愛情あってのことだよね。とお母さんに対して期待してしまっているし、悪く言えば愛情という鎖で繋がれていて、嫌いにもなれない。



20歳を過ぎても、お母さんから離れて暮らしていても、私の中のもやもやとした感情は残ったまま。解決策もないまま。



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